ハルトさんはブラック会社に3年勤務してたんですよね?
もっと条件の良い会社に転職できた筈なのに
なんで3年も続けたんでしょう・・・?
いや~お恥ずかしい。
一言で言うと『逃げ』なんです・・・。
僕は新卒時に営業職として某中小企業に入社しました。
やっと新社会人になれたと安心したのもつかの間、
そこは立派なブラック企業でした・・・。
例えば、以下のようなブラック特有の特徴がありました。
・休みは月に3~4日だけ(年間50日未満)
・拘束時間は15時間/日
・残業代なし
(残業はあるのに給与が無い!いわゆるサービス残業)
・終電帰りが当たり前
・売上ノルマ未達成だと暴言、暴力で詰められるパワハラ体質
・退職届を受け取ってくれない
こ、これって合法なんでしょうか・・・?
いや、違法に決まってるよ・・・。
恐ろしいことにこの会社は2024年現在まだ存在しています。
最終的には退職代行CLEARを利用して退職しました。
明らかに違法の会社なのに、
ハルトさんはどうしてもっと早く辞めなかったんでしょうか?
・転職先が見つかるか不安
・転職先もブラックかもしれないし不安
・会社が退職を受け入れてくれるか不安
こういった背景があったのは確かです。
でも、当時の気持ちを掘り下げていったら、結局は面倒ごとから逃げたかったんだなということに気づきました。今回は、当時の僕が考えていたことについてお話します。
1.厄介ごとが面倒だった
退職意思を伝えると必ず面倒なことになるでしょ?
ブラック企業はたいていガチの引き留めを行います。
それでもハッキリ断れればいいのですが、新卒の僕はつい相手の顔色を見てしまい「NO」となかなか言えなかったんです。今まで何百人もの退職希望者を引き留めてきた会社のやり口に26歳の僕は太刀打ちできませんでした。
交渉という面倒ごとと向き合うくらいなら、大人しく出社する方がマシだと当時の僕は考えていました。
人手不足でパワハラ体質のブラック会社で「辞めたい」なんて言おうもんなら、
それなりの揉め事は覚悟しなきゃ。
波風を立てるのがホントにイヤだったんだよね・・・。
2.調べるのが面倒だった
僕は当時、寝る時間以外は働いてました。
1日15時間勤務、通勤2時間が当たり前・・・。
でも、それがおかしいとはなかなか思えませんでした。
なぜなら、会社の外の世界と全く関わることがなかったためにだんだん感覚が麻痺してこれが普通のことだと考えるようになっていたのです・・・。
怪談・・・!?
・パワハラ
・労基
・退職届
・退職代行
ちょっとネットで調べればわかることも面倒だったのでやりませんでした。
仕事が忙しかったし・・・。
どんな地獄でも疑わなければそれが正常になってしまうんですよね・・・。
怖いよ~
とことん視野が狭かったです!反省!
3.考えるのが面倒だった
僕の上司の口癖は
3年は続けないと、どこも雇ってくれないぞ!
なぜ3年なのか・・・?
よく言われる『3年続けないと転職先無い説』は全く事実無根のデマカセです。
そもそもなぜ3年・・・?
接客などの一般職、ITなどの技術職、はたまた公務員やフリーランスなど働き方は多岐に渡ります。これらの多様な業界で、一律3年縛りが設けられているのははなはだ疑問です。
3年勤続は確かに立派だけど、正直年齢が上がるリスクもある・・・。
異業種や新たな職場で働くために早いトライをするのが
賢い場合もあるのに・・・。
3年もブラック会社にいて染まっちゃったら、
それこそ一生ブラックで働くしかないんじゃないでしょうか・・・。
当時の僕は上司の意見を鵜呑みにして
3年は仕事を辞めたらダメなんだ!と本気で思い込んでいました。
まるで監獄にいる囚人のように、刑期3年というゴールを信じることで目の前の苦しさをごまかしていたのかもしれません。
『これからどうしようか』について建設的に考えなければ、永遠に行動を起こせません。
まとめ
ブラック企業を3年近く辞めなかった理由
①厄介ごとが面倒だった
②調べるのが面倒だった
③考えるのが面倒だった
未だに『あの時もっと早く辞めておけばよかった』と思ってます。
我慢には限界があります。サウナも刑務所も一生入ってるなんて無理です。
でも、その限界がくるのは10年後、20年後かもしれない。
貴重な時間、若さ、第二新卒カードが刻一刻と失われていきます。
数年後、数十年後に後悔するくらいなら、
今思い切って面倒ごとと向き合う覚悟を決めてみてはいかがでしょうか?
僕の屍を越えて行け!!!
どうか、僕の二の舞にならないように・・・。
当ブログは退職代行CLEARをおすすめしています!!!
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